STEP01

講義#01

所要時間3分

まずは仏教の基本的な考え方を知ろう①

仏教に込められた2つの意味とは?


はじめての講義となります。

まずは「仏教」という言葉に込められた2つの意味について学んでいきましょう!

講義で学べるポイント!

  • 「仏教」の2つの意味を知ろう

はじめに

みんなの仏教WEB大学にようこそ。

このサイトは世界一分かりやすく仏教を学ぶことを目的としています。

 

日本の仏教には沢山の宗派や教えがありますが、まずは基本となる仏教の考えや世界観を知ることが大切です。

 

しかし、書籍やネットで仏教を勉強しようと思っても、用語が難しかったり、ある宗派に偏っている情報がほとんどです。

そんな中、みんなの仏教WEB大学校では、この点を注意しながら世界一分かりやすく仏教を学ぶ場所を目指しています。

 

これから一緒に私達の生活や思想の基にもなっている仏教について学んでいきましょう!

ステップ5まである講義を全て受け終わった時には、仏教に対する印象は今までと全く違って見えると思います。

そして、今まで以上に仏教に対して親しみを覚えることでしょう!

仏教に込められた2つの意味とは?

全てのスタートはこの「仏教」という言葉に込められた2つの意味を知ることからはじまります。

 

皆さんは「仏教」という2文字を見たとき、あるいは、「ぶっきょう」という語句を聞いたとき、どのようなイメージを持たれますか?

 

「世界的な宗教で…お釈迦さまがインドで開かれた・・・・」と答える人が、大多数だと思います。

 

たしかに「仏教」は、キリスト教とイスラム教に並ぶ世界三大宗教の一つにも数えられており、仏教を信仰する人は世界中に多くいます。

 

また、辞書などで「仏教」という語句を調べると、「お釈迦様は紀元前500年前の北インドでシャカ族の王子であった・・・」との説明もあります。

 

しかし、これは歴史的な立場から捉えている「仏教」であり、「仏教」という言葉の本質にはもっと別の意味があるのです。

 

①「仏の教え」という意味

1つ目は、仏の教えという意味です。

仏教とは今から2500年前のインドにてシャカ族の王子が(後のお釈迦さま)、自身の修行経験をもとに、生み出された教えのことをいいます。

 

たとえば、「四苦八苦(しくはっく)」や「諸行無常(しょぎょうむじょう)」などの教えは有名です。

 

そして、そのお釈迦さまの教えをまとめたものを経典といいます。

 

お釈迦さまによる教えが(当時はサンスクリット語)、伝わり漢訳された経典類が、現在の日本に伝わっている仏教なのです。

 

先人たちが苦労して残してきた経典があるおかげで、私たちはお釈迦さまの教えを学ぶことが出来るのです。

②自分自身が「仏に成るための教え」という意味。

2つ目の意味は、「仏になるための教え」という意味があります。

 

仏教を学び信仰することの最終的な目標は、「成仏」です。

 

成仏とは、昨今では「死を迎えること」=「成仏する」との誤った理解も多く見られますが、仏教的に言えば、悟りに到達すること、つまりは仏となることを意味します。

 

成仏のための修行内容・方法・期間などは、それぞれの経典によって異なるわけですが、どの経典も共通しているのは、「仏に成ること(=成仏)」を目的としていることです。

 

たとえば、「諸経の王(すべての経典の王様)」ともいわれる『法華経』では、罪を犯した者であっても成仏ができる「悪人成仏」、すべての女性が成仏できる「女人成仏」を説いており、すべての人が成仏できる「一切皆成(いっさいかいじょう)」の経典であります。

 

ここからも、「仏教」が「仏に成るための教え」であることが明確でありましょう。

「仏教」の2つの意味のまとめ

仏教に込められた2つの意味をまとめますと。

仏に成るための仏の教えということになります。

つまり、私たちは仏に成るために、悟りの境地に達するために仏さまの教え(お経)を聞いているのです。

このことを理解すると、仏教経典を読むときや仏教用語を勉強するときに、今までとは違った目線で、深められるのではないでしょうか?

仏教を学ぶとは?

仏教とは自分自身が成仏するための教えでもありますから、そこには「信仰心」(信じることや帰依する心もち)が必要になってくると思われます。

昨今の日本人は、「信仰心が稀薄」であるといわれておりますが、私たちはけっしてそのようには考えておりません。

 

学びたいと願う方が多くいる一方で、仏教界サイドや僧侶側が、その思いに答えられていないという現実を真摯に受け止めます。

そのためにも、「理解しやすい」を第一としている当サイトを有効活用していただければ幸いです。

 

既に仏教への信仰をお持ちの方も、これから仏教を学び始め信仰を持ちたいと考えている方も、みんな「仏さまの子」(=仏子)なのです。あなたも、私も、みんな仏さまの子であります。

 

仏教を学ぶには、難しい語句や理解しがたい内容も多くあります。

 

それらはひとつずつ、ゆっくりと学びを進めていくこととして、まずは、「仏さまの子」であるということを心得ていただけますと、これからの学びがさらに充実したものになると考えております。

 

この講義では仏教の2つの意味がわかったと思います。

それでは次の講義ではなぜ仏教が生まれたのか?なぜお釈迦さまは教えを説こうと思われたのか?その理由を見ていきましょう

 

次は2つめの講義「なぜ、仏教が生まれたのか?」です