STEP01

講義#04

所要時間3分

まずは仏教の基本的な考え方を知ろう④

仏教で教える原因と結果


「まずは基本的な仏教の教えを知ろう」4つめの講義です。

仏教のすべての思想の根本にもなっている原因と結果について説明いたします。

講義で学べるポイント!

  • 仏教における原因と結果とは?

仏教で教える原因と結果

仏教では全ての物事には、原因と結果があると考えます。

お釈迦様はこのように説かれています。
「これがあれば、かれがある。これが生ずれば、かれも生ずる。これがなければ、かれはない。これが滅すれば、かれも滅する」

世の中の全ての現象には必ず、原因があります。
そして、その原因があったからこそ、結果が生まれるのです。

因果応報

この原因と結果の考え方を端的に表したのが「因果応報」です。
皆さんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

因果応報とは一般的には悪い原因が悪い結果をもたらす。というように使われることが多いです。
例えば、勉強サボってたからテストの結果が悪くても因果応報だ… などです。

しかし、仏教において「因果応報」は、善い原因が良い結果をもたらす。という意味でも使われる言葉なのです。

善きことをすれば善い結果が得られますし、反対に、悪いことをすれば悪しき結果をもたらす。
というこの世の真理を説いた教えなのです。

私たちは前世の因果を背負っている?

私たちは前世にて善き行いを積み重ねたことで、現世では人間界に生まれることができました。
前世の行為によって今世が決まり、今世の行為によって来世が決まると考えます。

自分自身の行為を「本体」とします。お天道様によって照らされることで、「影」ができます。
本体は「因」であり、影が「果」ということです。

自分自身の行いによって、それから発生する影も変わるのです。

つまり、「因果」ということを学ぶのは、同時に、みずからの行動を見つめ直すことでもあります。
良き結果が得られるためには、自らのために、そして他者のためにも、善き行いを重ねていきたいものです。
ここでは仏教の基本的な考えとなる因果(原因と結果)について学びました。

次のSTEP1最後の講義では、いい結果を生むために必要な原因について仏教で定義されているものを見ていきましょう。

 

次はSTEP1最後の講義「4つの真実と8つの正しい道」です