仏教の代表的な登場人物を知ろう①
観世音菩薩(観音菩薩)
いよいよSTEP04!今回は有名な観世音菩薩から
この講義で学ぶこと
- 観世音菩薩の特徴
観世音菩薩(観音菩薩)
仏教に登場する有名な菩薩の1人に、「観音さま」がいます。
観音霊場信仰などもあり、仏教においては広く信仰されているのです。
観音さまは、正式名称を「観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)」といいます。法華経の25番目の章「観世音菩薩普門品(かんぜおんぼさつふもんぼん)」に登場し、光世音菩薩・観自在菩薩・観世自在菩薩などとも訳され、略して観音菩薩といわれるのです。
世間の人々の救いを求める声に応じ、ただちに救いの手を差しのべる菩薩であり、人々の機根により三十三身に化身(けしん)します。
- 仏
- 辟支仏(びゃくしぶつ)
- 声聞(しょうもん)
- 梵王(ぼんのう)
- 帝釈(たいしゃく)
- 自在天(じざいてん)
- 大自在天(だいじざいてん)
- 天大将軍(てんだいしょうぐん)
- 毘沙門天(びしゃもんてん)
- 小王(しょうおう)
- 長者(ちょうじゃ)
- 居士(こじ)
- 宰官(さいかん)
- 婆羅門(ばらもん)
- 比丘(びく)
- 比丘尼(びくに)
- 優婆塞(うばそく)
- 優婆夷(うばい)
- 長者婦女(ちょうじゃふじょ)
- 居士婦女(こじふじょ)
- 宰官婦女(さいかんふじょ)
- 婆羅門婦女(ばらもんふじょ)
- 童男(どうなん)
- 童女(どうにょ)
- 天(てん)
- 龍(りゅう)
- 夜叉(やしゃ)
- 乾闥婆(けんだつば)
- 阿修羅(あしゅら)
- 迦楼羅(かるら)
- 緊那羅(きんなら)
- 摩睺羅迦(まごらか)
- 執金剛(しゅこんごう)
このように、観世音菩薩は33もの姿へと変化をして私たちを救ってくださるのです。そのため、観世音菩薩と一言でいいましても、聖観音・千手観音・十一面観音・如意輪観音・馬頭観音などとさまざまな名前が付けられ、あらゆる形で表現されているのです。
日本では、聖徳太子が観世音菩薩を信仰していたことをはじめとし、現在まで盛んに人々にひろく信仰されています。京都清水寺(北法相宗)や三十三間堂(天台宗)は観音霊場として有名でありましょう。
観世音菩薩の前にて拝読をします「観音経」については、経典を学ぶステップにて、詳しく説明をさせていただきます。(論)