コラム24

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所要時間3分

コラム24

講義で学べるポイント!

雨水を迎えた。春の訪れを感じる毎日。

今日は、二十四節気の2番目である「雨水」である。
「雨水」について述べる前に、ここ数日で発生している自然災害により、被災された方々にお見舞いを申し上げる次第である。
先般の福島県沖にて発生した地震で、当地も震度6を観測した。次の日には、ゲリラ豪雨のようや暴風雨であり、地震はもとより、天災に苦しめられている印象を受ける。
私たちの先人も、幾多の災害を乗り越えてこられた。だからこそ、私たちも乗り越えなければならないという強い使命感を持つ一方、相次ぐ天災に滅入ってしまう気もしてならない。とはいえ、乗り越えたいものである。
人間社会はウイルスとの共存で苦悩しているが、自然の摂理は確実に動いており、あちらこちらから春の便りが届いている。

雨水とは、雪が雨に変わり、氷が融けて水になるという意味である。春の季語にもなっており、暖かさの訪れを感じるところである。

七十二候

土脉潤起
つちのしょううるおいおこる
冷たい雪が暖かい春の雨に代わり、大地に潤いをあたえる頃。寒さもゆるみ、眠っていた動物も目覚める。

霞始靆
かすみはじめてたなびく
霧やもやのため、遠くの山や景色がほのかに現れては消え、山野の情景に趣が加わる頃。春に出る霧を霞と呼び、夜の霞は朧と呼ぶ。

草木萌動
そうもくめばえいずる
足もとや庭木の先にほんのりと薄緑に色づく芽が見られる頃。やわらかい春の日差しの中、草木が芽吹き、新しい命が生まれる。

厳しき社会情勢にあっても、このコラムでも、幾度も「春の来ない冬はない」と言い続けてきた。今年は雪が多く、それに伴う事故も多かった。ただ、春は着実に近づいている。だからこそ、私たちは前を向いた未来志向で、歩みを進めていかなければならないのだろう。

むすびにかえて

雨水の頃には、春の訪れを感じる食物がある。野菜では「春キャベツ」、魚介では「蛤」などが美味しく感じられる時期となろう。
来週には天皇誕生日があり、その後には桃の節句である。こうして考えると、日に日に暖かさに近づいているのだろう。

なお、冒頭の写真は、庭先のフクジュソウです。