コラム

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コラム12

【コラム】旧暦と新暦 太陰暦と太陽暦


コラム12

講義で学べるポイント!

旧暦と新暦はなにが違う?

カレンダー(新暦)はいつから採用?

今日は、カレンダーで見ますと、1月13日です。今年も、もうこんなに経ってしまったのか…と、「時は金なり」を実感させられます。
さて、ここで質問です。
今日は、旧暦でいいますと、何月何日かわかりますか?
すぐに答えられる方は、日頃から、旧暦を意識しており、暦を読んでいるのでしょう。
今日は、旧暦の12月1日であります。実際のカレンダー(新暦)とは、およそ45日のズレがあることがわかります。
今日のコラムでは、旧暦と新暦について、少し整理をしてみたいと思います。

 

暦の種類

暦は大きく分けると、

太陽暦(新暦)
太陰暦(旧暦)

に分類されます。

私たちの生活に直接的に関わるのは、「新暦」ですが、風習や季節行事では「旧暦」にて用いられることも多いです。

太陽暦(新暦・現在のカレンダー)

地球の公転運動(1太陽年)を基本の単位にした暦です。エジプト暦に始まり、ユリウス暦・グレゴリオ暦と改良され、現在では世界各国で使用されています。
世界基準の公式な暦であり、現在はグレゴリオ暦が使用されています。これは、ローマ教皇グレゴリウス13世が、暦の改良を命じて作らせた暦法に由来します。

太陰暦(旧暦)

月の満ち欠けを基準にして作った暦のことです。現行のものはイスラム暦のみであります。明治5年まで日本の国暦として使われていました。

ここで整理をしますと、

新暦は太陽の動き
旧暦は月の動き

となります。
現在の私たちの生活におけるカレンダーは新暦で進みますが、昔から行われている年中行事は旧暦なのです。
日本においては、かつては旧暦を採用していましたが、現在では新暦であります。1872年に採用されました。

明治5年12月2日(旧暦)
↓翌日
明治6年1月1日(新暦)
(グレゴリオ暦の1873年1月1日)

季節のズレ

新暦の春
→3月、4月、5月
新暦の夏
→6月、7月、8月
新暦の秋
→9月、10月、11月
新暦の冬
→12月、1月、2月

旧暦の春
→1月、2月、3月
旧暦の夏
→4月、5月、6月
旧暦の秋
→7月、8月、9月
旧暦の冬
→10月、11月、12月

年賀状において、「謹賀新春」や「新春」と書くのは、これに由縁しているのです。
カレンダー(新暦)で生活をしつつも、年賀状においては、「旧暦」に合わせた文言を用いるのも、日本文化の面白さではないでしょうか?

むすびにかえて

 

旧暦と新暦について、整理をしてきました。今でこそ新暦ですが、明治初期の日本は旧暦文化であったのです。そのように考えますと、日本の長い歴史の中において、新暦での生活はまだわずかであります。
仏教においては、お盆をおこなう時期が、7月の地域と8月の地域があります。これは、旧暦と新暦が大きく影響していますが、またあらためてコラムに書くことにします。
旧暦で考えますと、現在は12月です。先ほど、確認をしたように、旧暦であれば12月は「冬」ですから、大雪が降るのも当然かと思います。

明後日1月15日は、「小正月」です。お正月は、本当に行事が多いですね…。